30年以上病気知らず 人気ドクター大谷義夫医師の健康法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

【手の対策を徹底的に】

 周囲のあらゆるものにウイルスが付着している。それに触った手で顔を触れば接触感染につながる。予防にマスクが役立つことは前述の通りだが、さらに手洗い、乾かし方も正しい方法で。

「手のひら、手の甲、指の間、爪の先、手首を30秒以上かけてせっけんで洗い、ペーパータオルで拭くのが理想的。タオルを使うなら、家族間で共用しない。アルコール性手指消毒剤で、手指や手でよく触る部分を頻繁に消毒することもお勧め」

 不特定多数の人が触る硬貨は極力使わず、キャッシュレス決済に。さらに大谷院長は、銀行や役所などで書類を書く際はマイペンを用いる。

【風邪をひいたと思ったらプールで5分泳ぐ】

「軽い運動は免疫細胞であるNK細胞を活性化し、さまざまな免疫マーカーの働きを高めます。私は慣れている水泳を選びますが、ウオーキングでもジョギングでも軽い有酸素運動であればなんでも構いません」

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