30年以上病気知らず 人気ドクター大谷義夫医師の健康法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 やりすぎはかえって免疫力を下げるので禁物。なお風邪ウイルスを殺す薬はないので、風邪薬を飲んでも意味がない。

【インフルエンザワクチンは必ず打つ】

「ワクチンで100%予防はできませんが、打っておけば発症しても軽く済みます。感染力が強いウイルスですから、自分のため、そして家族や同僚のためにも打つべき」

【基礎体力アップ】

 基礎体力が高ければ、ウイルスに感染しても発症せずに済む。大谷院長がいろいろ実践している中でも、ぜひ取り入れたいのが朝食と運動だ。

「朝食は抜くと死亡リスクが1・3倍に上がるというデータがあります。少しでもいいから食べるべき。私は、朝は時間がないこともあり、ヨーグルトにリンゴ、バナナ、ハチミツ、エゴマ油を混ぜて食べています。運動は免疫力を上げる。私は運動は平日1日と週末1~2日と決めています。飽きないように水泳、トレッドミルでのジョギング、暗闇ボクシングの3種類から選びます。最後の診察が終わるのが21時近くなることもあり、帰宅は22時すぎ。その時間から軽く水泳をしに行くことも珍しくありません。それ以外では、昼休みに10~15分ほど散歩をしています」

 診察、学会発表、メディア対応、本の執筆などで超多忙の大谷院長ができるのだから、私たちにもできるはずだ!

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