独白 愉快な“病人”たち

激痛2度 アントキの猪木が腰椎椎間板ヘルニアとの格闘語る

芸人・アントキの猪木さん(C)日刊ゲンダイ

 ところが、命に別条がないと判断されると救急病院は受け入れ拒否なんですね。たらい回しにされた揚げ句、たどり着いたのが老人ホームみたいな病院でした。

 こう言っては何ですが、設備もそこにいる医師も古めかしい、見るからに「大丈夫か? ここ」というところ。それでも仕方がないので入院しましたが、「MRIを撮ってほしい」とお願いしても「もう少し良くなってからのほうがいい」と訳の分からないことを言われてしまった。

 それで3日目に「もうダメだ」と思い、知り合いで唯一の医師にお願いして、転院させてもらうことにしました。

 彼の専門は消化器内科で、ヘルニアは専門外。でも事情を説明したら「腰痛が消化器系からの可能性もある」という理由を付けて転院を受け入れてもらい、そこから「やっぱりヘルニアでした」と整形外科に移らせてもらったのです。

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