“ゴッドハンド”を紹介されたのはその後、たまたま日本プロスポーツOB連盟の会長にお会いする機会があって、近々ヘルニアの手術をするという話になった時でした。
会長自身がそれで治ったというセラピーとマッサージを合わせたようなフローメソッドというものがあり、その考案者である門眞央杏子さんを紹介してくれたのです。
行ってみると何も言わないのに体を触っただけで「あ、4番と5番ですね」と言い当てるし、2時間かけてゆっくりゆっくりマッサージされた後は、「この痛みの取れ方は何だ?」と思うほど、治ったようにスッキリしました。
施術中は「触ってるのか?」と思うほど軽いタッチでまったく痛くない。しかも2~3回目には「やり方をビデオに撮って持ち帰って、自分でやれるようになってね。もうあまり来ないでください」と言うほど商売っ気がないのです。
独白 愉快な“病人”たち