独白 愉快な“病人”たち

朝起きた途端にすべてが見えて…モト冬樹さん語る白内障手術

モト冬樹さん(C)日刊ゲンダイ

「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)という番組で目の検査を受けたら、医師から「白内障、きてるよ」と言われたんです。でもかすむとかぼやけるといった自覚症状はまったくないし、手術なんて怖いから、する気は全然なかったんです。

 ただ、近視も老眼も乱視もカバーしてくれる「多焦点レンズ」なるものにとても魅力を感じたことと、担当医の深作先生に全幅の信頼を持てたので、思い切って手術しました。それが2018年1月です。

 思い起こせば、日本でコンタクトレンズが発売された当初から、ずっと使い続けてきました。約50年にもなるでしょうか。視力がとても悪く、もうコンタクトで調整できるギリギリ。冗談抜きでもう少しで障害者手帳がもらえるレベルにまで達していました。

 白内障では手術する気はなかったけれど、裸眼で生活できるようになることは、僕にとってとても魅力でした。

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