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新型肺炎の余波でマスクなし 花粉症対策の“秘策”とは?

マスクなしでどう切り抜ける?!(C)日刊ゲンダイ

■人気のスプレーは皮膚のかゆみの緩和に

 スプレーは、フマキラーの「アレルシャット」や資生堂の「IHADA」などが定番。どれも、顔や頭にシュッと吹きかけるだけだ。顔の周りに“ベール”ができて、花粉が目や鼻、口に侵入するのを防ぐ。フマキラーの場合、陽イオンポリマーがそのベールの役割を果たすという。

「出社前に1回スプレーして終わりではなく、3、4時間おきにスプレーしなおすのが効果的。ただし、本来は、マスクやメガネなどと組み合わせての使用をおすすめしておりまして、この商品のみで花粉の侵入を完全にブロックするものではありません」(フマキラー広報担当者)

 薬を服用しても症状が治まらない花粉症の5人にマスクなしでスプレーを試してもらうと、「くしゃみや鼻水などが抑えられる感じは、なかった」と口をそろえるが、3人は「頬のかゆみは緩和された」という。メーカーの説明通り、手持ちのマスクとセットで、マスクをつける前と後でダブルで吹きかけるのがいいだろう。

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