好中球が1マイクロリットルあたり1500以下になる「好中球減少症」という病気があります。特に500以下になると、細菌などの感染に対する抵抗がなくなります。この病気の原因として、がん、白血病、貧血、ウイルス感染症、自己免疫疾患や人為的な薬剤、放射線治療などが挙げられますが、急性の場合なら数時間から数日で、慢性なら数カ月から数年も費やして発症することもあります。
好中球減少リスクのある人は定期的な血液検査を受けた方がよいでしょう。
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