人生100年時代の歩き方

牛乳やウコンに医学的根拠なし 医師が教えるお酒の新常識

慶応大看護医療学部教授の加藤眞三氏(C)日刊ゲンダイ

「一人酒は酒量が増えやすいので家族や友人と楽しむことを勧めます。蒸留酒の飲み方には気を付けてほしいですね。ウオッカ、ウイスキー、焼酎などは軽いので量が飲めますが、必ず水やお湯、炭酸で割ること。お酒をつくるときは気持ち多めに割って、アルコール度数を10%程度にすると二日酔いも抑えられます」

 ほかにも、別表2で飲酒の医学的効果をチェックしよう。

▽加藤眞三(かとう・しんぞう)医学博士。1985年慶応大大学院医学研究科修了。88年まで米国ニューヨーク市立大マウントサイナイ医学部研究員。その後、都立広尾病院内科医長などを経て現職。近著に「肝臓専門医が教える病気になる飲み方、ならない飲み方」(ビジネス社)。

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