だから「1年に1回でいい」と言われた検診をあえて半年に1度にしてもらっています。
子宮頚がんを検査していただいた神戸の病院からも、「もう10年経過したので東京の病院でもいいですよ」と言われたのですが、私はあえて神戸まで通っています。いつでも行ける東京の病院に替えたら、どんどんサボってしまいそうな気がするからです。
1年先であっても「何月何日は神戸」と予定を入れるからこそ、10年以上サボらずに通えているのです。ついでに大阪に嫁いだ娘に会ったり、昔からお世話になっている奈良の歯科にも寄ってくるのがいつものコース(笑い)。恒例行事みたいになっています。
こんなふうに熱心に検診に通うようになったのは、子宮頚がんの一件があってからです。最初に「子宮頚がんの危険度4」と聞いた時は、クラクラして意識がなくなりました。そのくらい衝撃的で怖かった。
独白 愉快な“病人”たち