アンチョビーは小ぶりのカタクチイワシを塩漬けにして発酵させ、オリーブオイルに漬けたイタリア発祥の保存食材です。
発酵食品ならではの香りとコク、うま味がありますけれども、なにしろ塩辛い。なので、そのまま食べるのは不向き。ピザやパスタ、あるいは他の食材とまぜたり、調味料として使ったりするケースが圧倒的です。
アンチョビーには脳の老化を防ぐDHA(ドコサヘキサエン酸)、血管を老けさせにくくするEPA(エイコサペンタエン酸)、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、新陳代謝を促進するビタミンB2などが豊富に含まれています。
塩漬けにして水分が抜けている分、同量の生のカタクチイワシと比べてタンパク質なども豊富です。
ただし、調理に使うアンチョビーの量には気を付ける必要があります。ただでさえアンチョビーは塩分が多いうえ、メーカーによって塩分濃度が異なるからです。レシピに目安となる量は書きましたが、塩分を減らすことが不老不死レストランの大きなテーマですし、必ず味見をしながら調理してください。少量でもアンチョビー独自の風味とうま味は十分、味わえますから。
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アンチョビーは脳や血管の老化防止に 塩分には気をつけて
保存食材(4)アンチョビー