緑内障は発症していても気づかない 40歳以上の20人に1人が

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 緑内障の場合、一般的に3~5年に1回の定期的な検査でいいが、次の項目に該当する人は、緑内障発症のリスクが高い。見え方に問題を感じていなくても、短いスパンでの検査が望ましい。

■眼鏡なしで視力0.1以下は特に要注意

【強い近視】

 近視は緑内障のリスク要因のひとつ。眼鏡を外して0・1が見えない人は特に要注意だ。

「強い近視と緑内障の早期は区別がつかないことがあります。眼科に通ってもらい様子見になりますが、リスクが高いと事前に知っていることで、いざ緑内障の症状がみられた時に、すぐに対応できます」

【家族に緑内障がいる】

 緑内障には、遺伝的要因もある。

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