緑内障は発症していても気づかない 40歳以上の20人に1人が

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

【視神経乳頭陥凹拡大で要精密検査と言われた】

 視神経乳頭陥凹拡大は視神経の中央部のへこみが大きくなっている状態で、生まれつきそういう人もいれば、緑内障のサインである場合もある。

 だから精密検査が必要なのだが、よくあるのが「精密検査は異常なし。だから大丈夫」と思ってしまうケース。精密検査の時は大丈夫でも、その後ずっと緑内障にならないわけではない。視神経乳頭陥凹拡大と指摘されたら、その都度検査を。

【検査で眼圧が高いと言われたことがある】

「眼圧は上下するので、精密検査では低いことがあります。その後も繰り返し眼圧を確かめるためにも、検査を受けた方がいいでしょう」

【ボールが目に当たるなどの外傷を受けたことがある】

 子供時代に外傷を受け、その時は異常なしでも、数十年経って緑内障などの病気を発症するリスクが高くなる。

 一度も検査を受けたことがない人は、すぐに検査の予約を。

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