新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の騒動は過熱する一方です。本格的にシーズンが到来した「花粉症」に悩んでいる人にとっては、さらに悩ましい日々が続いているのではないでしょうか。マスクが品薄でなかなか手に入らないうえ、うかつに咳をしようものなら、いつにも増して周囲に迷惑がられてしまうからです。
花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの症状が表れる場合が多いのですが、中には咳が出る人もいます。花粉症のアレルギー症状を抑える飲み薬を服用していても、時間がたって効果がなくなってくると喘息のような咳が続くケースもあります。通勤電車や職場、公共の場で咳き込みたくない……そんな心配をしている人も多いでしょう。
また、花粉症の人は目をこすったり、鼻をかんだりすることにより、手で顔を触る機会が多くなります。手がウイルスに汚染されていると、それだけ新型コロナウイルスに感染するリスクもアップすることになるので、さらに不安が募っているはずです。
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