2018年12月に製造販売承認を取っている「ファウンデーションワン」という検査は、324種類の遺伝子の変化を次世代シーケンサーという新しい機器で検査して検出することで、複数のがんや抗がん剤に対する効き目の評価を一度に行うことができます。
費用は56万円で高いと感じるかもしれませんが、一度にたくさんの遺伝子を検査できるということは、何度も検査をしなくて済むわけですから、患者の肉体的負担が少ないという点で優れています。
このように、遺伝子は薬だけでなく検査でも応用されています。
現在も開発が進んでいるので、今後ますます普及が進みそうです。
遺伝子治療薬はここまで来ている