生後1年未満の子羊のラムは、栄養豊富でヘルシーな食材として知られています。
牛肉や豚肉や鶏肉と比べても豊富な不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにします。イワシやアジなどの青魚に含まれる成分がラムには多いのです。
アミノ酸の一種のカルニチンにはダイエット効果が期待できるだけでなく、老化や記憶力低下を抑制する可能性も指摘されています。
今回は、子羊のロース肉を骨付きの状態で切り離したラムチョップを使った2品、パン粉焼きと柚子胡椒焼きです。
ともに脂の部分に下包丁を入れるのは焼き縮みを防ぐため。わずかなひと手間ですけど、するとしないとでは食感や後味も違ってきます。
ラムは焼き加減も重要です。焼き過ぎると肉のうま味が飛んでしまいますから、切断面の焼き色が薄いピンクベージュになるように仕上げるのが理想です。
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ヘルシーな食材 ラム肉をおいしく食べやすくいただくコツ
肉を食す(4)羊