愉快な“病人”たち

放送作家・寺坂直毅氏「左耳下腺腫瘍」手術を即決した理由

寺坂直毅さん(C)日刊ゲンダイ

 人生38年目にして初めての入院、初めての手術が去年の「左耳下腺腫瘍」の切除でした。「耳下腺」というのは、もみあげ辺りにある唾液をつくる唾液腺のことで、そこに腫瘍ができてしまったのです。外見ではわからないけれど触るとわかる感じで、大きさは梅干しの種ぐらい。なんかコリコリしたものがあるな……とは思っていたものの、特に気にしていませんでした。

 でも去年の春、髪を切りに行ったら美容師さんにそれを指摘されて、「たぶん粉瘤だと思います。専門の病院に行けば1日で取れますよ」と言われました。そう言われてみると気になって、さっそく粉瘤をネット検索してみたんです。

 すると、粉瘤は皮膚の老廃物や皮脂が皮膚の下にたまってできた腫瘍と説明されており、それを取る専門のクリニックもたくさんありました。ところが近場の形成外科で診てもらうと、触っただけで「これは違いますよ」と言います。エコー検査の後、「耳下腺腫瘍かもしれません。CTを撮ってきてください」と告げられたのです。

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