コロナ鬱が続出 睡眠障害を吹き飛ばす安眠5カ条

西谷綾子氏(C)日刊ゲンダイ

 世界中がコロナ禍に振り回され、日本では7日に緊急事態宣言が発令された。「コロナに感染するのが怖い」「感染していて他人にうつしたら申し訳ない」「歩いている人がすべて感染者に見える」とメンタルが疲弊してしまい、そして「ますます眠れなくなる」と訴える<コロナ鬱>が続出している。そこで睡眠改善インストラクターの西谷綾子氏に「コロナ鬱を吹き飛ばす安眠5カ条」を伝授してもらおう!

【第1条】耳から上を冷やす

 アレコレ考え過ぎて不安に襲われると大脳の温度が高くなり、寝付きが悪くなります。悩みを解決してから眠ろうと思っても、コロナ禍というのは<漠然とした大きな大きな不安材料>なので出口は見えず、ネガティブな連想にはまり込んでしまいます。生理学的に効果絶大の<耳から上を冷やして>安眠を手繰り寄せましょう。

【第2条】布団は眠る場所として意識付け

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西谷綾子

西谷綾子

1986年、鳥取県生まれ。趣味は「体を動かすこと」。2016年、東京マラソンで3時間1分32秒の自己ベスト。特技はバスケットボール(インターハイ3年連続出場)。ジュニアアスリートフードマイスター。睡眠改善インストラクター。

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