コロナ鬱が続出 睡眠障害を吹き飛ばす安眠5カ条

西谷綾子氏(C)日刊ゲンダイ

 スマホやテレビのリモコン、アラームなどを枕元に並べるのはNG。布団は眠るところ! と脳に記憶させましょう。

【第3条】スマホは絶対にいじってはダメ

 人は<日光を浴びると覚醒して、夜になると眠くなる>生体リズムがあります。体温、脈拍、血圧を低下させて人を安眠に誘う<メラトニン>というホルモンが関係しているのですが、スマホの明かりを見続けると脳が<今は昼間だ!>と錯覚。メラトニンの分泌が抑えられて寝付けない、眠りが浅いといった〈眠りの課題〉を引き起こしてしまうのです。

【第4条】朝の太陽と朝食で安眠を引き寄せる

 起床して太陽の光を浴びると<16時間後に眠くなるホルモン>が分泌されます。朝食には魚や納豆などがおすすめ。これらには、メラトニンの原料となる必須アミノ酸の<トリプトファン>を多く含んでいるからです。

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西谷綾子

西谷綾子

1986年、鳥取県生まれ。趣味は「体を動かすこと」。2016年、東京マラソンで3時間1分32秒の自己ベスト。特技はバスケットボール(インターハイ3年連続出場)。ジュニアアスリートフードマイスター。睡眠改善インストラクター。

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