人生100年時代の歩き方

医療崩壊を防ぐため…アプリで簡単“オンライン診療”活用術

スマートフォンを使ったオンライン診療(C)共同通信社

 国内最大級の診療アプリ「CLINICS(クリニクス)」は、「App Store」と「Google Play」からダウンロードが可能。都道府県と診療科目から病院を選び、受診を希望する日にちと時間を指定。実際の診療時間はだいたい10分ほどで、会計はクレジットカードなどで完了。処方箋や薬は早いところでは翌日に届けられる。オンライン初診にあたって準備するものは、例えば「痛風」の場合は「服薬情報(お薬手帳または薬剤名称)」。さらに直近の血液検査の結果や診断書などを用意できればよりベターだ。

 この「オンライン診療」については多くのメリットがある。院内感染の抑止、外出自粛の後押し、院内の混雑緩和だ。患者側についても待ち時間や通院の手間が省け、処方箋や薬は自宅に届けてもらえる。一石二鳥どころか、三鳥、四鳥のメリットがある。

■高齢世代は電話で処方箋

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