在宅ワークの夫が糖尿病…リモート生活で高まる健康リスク

漫画家のマルコさん(C)日刊ゲンダイ

 しかしそれでも咳が治らないため、人間ドッグで検査をしたところ、糖尿病だと判明した。

 糖尿病はすい臓から出るインスリンというホルモンの作用が不足して血糖値が下がりづらい状態が続く病気で、免疫力も下がってしまう。

 そして一度発症すると治らないのである。

 Kタローさんはもともとインドア派だったことに加え、脱サラしてからは家で座りっぱなしで仕事をするようになったという。さらには子育て中ということもあり、昼夜逆転して不規則な食生活を続けた結果、糖尿病を発症してしまった。

 しかしこれは他人事ではない。敏感な読者はお気づきだろう。新型コロナウイルス感染対策のため、いまや多くの人が外出自粛をして家にこもり、仕事を続ける生活スタイルになってきているからだ。糖尿病リスクは目の前にある。

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