病気を近づけない体のメンテナンス

自律神経<上>骨格のゆがみリセットには「12秒呼吸法」を

骨格のゆがみが自律神経の乱れを生む

【胸式呼吸】

 胸下の両脇に手を添える。3秒くらいかけて、肋骨が上に上がるように鼻から軽く息を吸う。3秒くらい止めてから、6秒くらいかけて肋骨を下に下げるように口から息を吐き切る。

【腹式呼吸】

 お腹に手を添える。3秒くらいかけて、お腹が膨らむように鼻から軽く息を吸う。3秒くらい止めてから、6秒くらいかけて背中とお腹がくっつくイメージで口から息を吐き切る。胸式呼吸は交感神経を優位に、腹式呼吸は副交感神経を優位にする効果があるので、集中したいときは胸式、リラックスしたいときは腹式と、使い分けるといいという。

②縦の軸を整える「首伸ばし法」

 頭だけを前に出して10秒キープ。顎だけが出たり、肩や上半身が前に出たりしないように注意。両手の親指と人さし指で顎先を持ち、後ろへ押し戻す。頭と水平に押し合って10秒キープする。

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