こういった人が迎えるのが、40代での脳卒中や心筋梗塞なのです。自覚がないままに動脈硬化が進行し、ある日、脳卒中や心筋梗塞で倒れて救急搬送される。本人は「突然の出来事」と思うかもしれませんが、脳卒中や心筋梗塞につながる「ドミノ倒し」は10年も20年も前から起こっているのです。
どういう人が要注意なのか。いくつかの条件があります。
●昔はバリバリ運動をやっていた。今は忙しくてできないが、やろうと思えばいつでもできると考えている
●学生時代の「肉たっぷりで量多め」の食事習慣が変わらない。飲食店で「大盛り無料」と書いてあるのを見ると、つい頼んでしまう
●学生時代からかなり太った
●日常的に車移動、電車移動が多い
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