子どものゲーム依存症も心配だ。
「自分に合った楽しいことが奪われると、ゲームをしているときだけが安心・安全と感じ、その繰り返しで依存になることもあります。しかし、今は日常が奪われ、仕方なくゲームをしている子どもも多いはず。日常が戻れば、自然とゲームの時間は減ると考えています」
発達障害などで集団生活にうまく馴染めない子どもにとっては、コロナによる休校が苦痛ではないことも。むしろ心配なのは、学校再開後。無理に登校を促さず、「1時間だけ出席する」「保健室で過ごす」など、子どものペースに合わせて柔軟に対応する。
コロナとの付き合いは長期戦になるだろう。親も子どもも心身の健康を第一に過ごしていこう。