古い価値観を引きずった性教育、性をタブー視する社会、性に厳格な家庭環境などの外部要因が、個人の性に関する価値観に大きく影響しています。男性で例えると、包茎。ほとんどの仮性包茎は手術が不要と専門医は言いますが、むけてないことを「男じゃない」と思い、不要な手術をうける人、また劣等感を持ち続ける人もいるのではないでしょうか。
どんな環境で育っても自分の価値観をしっかり持てる人もいますが、外部からのすりこみの影響は、想像以上に大きい。私もこの仕事をしていなければ、冒頭のSNSのコメントのように「痛ければ、言えばいい」と言っていたかもしれません。簡単に片づけるには難しい背景があることを、ぜひ知ってほしいです。
セックスが痛い