心臓に負担がかかっているかどうか。これは、なんらかの症状が出てくる前に検査で調べることができます。糖尿病、高血圧、脂質異常症がある人は、将来的に心不全に至るリスクが非常に高いので、早い段階で検査を受け、現状を把握しておくべきです。
最初に検査を受けるべき年齢の目安は、50代半ばから60歳前半くらい。心臓の超音波なら体への負担も少ないでしょう。今や心不全パンデミックともいわれている時代です。糖尿病などで心不全の疑いありであれば、健康保険が適用になります。特に女性は、閉経後、女性ホルモンの分泌量低下で、心臓に負担がかかりやすくなります。一度は検査を受けるべきです。
進化する糖尿病治療法