「マスク装着時にチクチクするような違和感がある場合は部分的な刺激が皮膚に加わっていることを意味します。マスクの大きさを変えるなどして工夫する必要があります」(梅澤診療医長=以下同)
ヒモを緩めて、マスクが肌を極力こすらないようにする。化学繊維である不織布のマスクではなく、肌に優しい自然素材のコットンで作った布マスクを選ぶのもいい。布マスクは通気性がよく、蒸れにくいのも利点だ。 不織布マスクを日常的に使う場合は、不織布マスクと同じくらいの大きさのガーゼを挟み、不織布の繊維が肌に直接触れないようにする。ガーゼによって蒸れも防げる。蒸れると、皮膚の角層の部分が柔らかくなり、皮膚が刺激に弱くなって、かぶれなどの原因になる。ガーゼを何枚か用意し、頻繁に取り換えると、より蒸れにくくなる。
■ガーゼを上手に活用する