コンビニ食で健康を保つ知恵 栄養の三大要素の表示で選択

(C)runin/iStock

「パスタ弁当」(480キロカロリー)。「ネギトロ丼」(330キロカロリー)、「和風幕の内弁当」(590キロカロリー)や「中華丼」(520キロカロリー)等に切り替えるのだ。

「サンドイッチなどパンを昼食に好む人は、炭水化物はいいのですが、これだけでは栄養のバランスが保ちません。同時に牛乳や、魚肉ソーセージなども食べてください」

 また。カップラーメンやコロッケなど素朴な昼食で済ませる時は、タンパク質の栄養摂取が少なくなる。筋肉が落ちるので、合わせて温泉卵や豆腐なども追加する。

「若い人はから揚げ弁当を好むようですが、腹持ちはいいけど、脂の多い食品です。同時にサラダや野菜類、はんぺんなどの植物繊維を食べることも忘れないでほしいですね。また、高齢者層の人は、大腸がん予防のためにも、植物繊維食品の摂取を絶対に忘れないことです」

 弁当代を節約するために、自宅でゆで卵を作る。あるいは逆にご飯だけを炊き、コンビニでバランスの取れたおかずを選択する方法もコンビニ利用の知恵だという。

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