独白 愉快な“病人”たち

下肢静脈瘤の松岡きっこさん 手術してスカートを履けるように

松岡きっこさん(C)日刊ゲンダイ

「私、そうですけど」といって脚を見せると、「番組で扱ってもいいですか?」となって、初診から手術までを番組で扱っていただくことになりました。

 主人は「ボクも行く」と、番組で用意してくれた病院に同行し、診察室にも一緒に入りました。超音波で血液の流れる音を聞き、正常音との違いを確認。手術について説明を受けました。鼠径部からカテーテルを入れて、レーザーで弁の壊れた静脈を焼いて塞ぐという手術で、両脚でも10~15分、滞在時間約30分で歩いて帰れるとのことでした。「ボク、立ち会います」と言う主人に、医師もちょっと驚いていましたね(笑い)。

 手術は2013年10月でした。うっすら麻酔がかかっていたので意識はあるけれど、痛みは感じない状態でした。術後も鼠径部の傷が少し痛いくらいで、本当に楽。帰る頃には、もう脚のボコボコはほぼ消えていたように記憶しています。

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