病気を近づけない体のメンテナンス

鼻<下>誰でも実践できる鼻通りを良くする6つのセルフケア

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

■鼻うがい(鼻洗浄)

 ぬるま湯250ミリリットルに対し2グラム強の塩を入れて生理食塩水を作り、市販の鼻うがい用の容器に入れる。洗面台に前かがみになり、生理食塩水の入った容器の先(管)を片方の鼻穴に当ててプッシュし、「アー」と声を出しながら注ぐ。すると、生理食塩水が鼻咽腔を通り、反対側の鼻穴と口から出てくる。もう片方の鼻穴から、同じように洗う。あとは軽く鼻をかんで終わり。洗いすぎてもよくないので、多くても1日数回にする。

■タマネギ深呼吸

 タマネギに含まれる「硫化アリル」と「ケルセチン」という成分が鼻づまりを解消する。タマネギを皮が付いたまま薄く輪切りにして皿に盛る。タマネギの断面に鼻を近づけて有効成分を吸い込むイメージで、鼻から思いっきり息を吸い込む。口はしっかり閉じて、深呼吸を数回繰り返す。鼻づまりで寝苦しい夜などは、切ったタマネギを枕元に置いても効果が期待できる。

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