こう言うのは、認知症専門医の遠藤英俊医師。やっていることは、いずれもエビデンスに基づいている。話を聞いた。
【6~8時間の睡眠時間を確保し、生活にリズムをもたせる】
遠藤医師は今年3月に定年退職。しかし今も、水~土曜日に診察を行っている。
「睡眠時間が少なすぎると認知症のリスクを高めます。睡眠時間を確保した上で、『毎日が日曜日』にしない。仕事でなくても、決まった時間や曜日にジャケットを着て外出する、買い物に行く、習い事をするなど、意識して行動する」
【料理をする】
いくつもの作業を同時に行う料理は、認知症予防に役立つ。
「料理教室に行く予定でしたが、コロナで難しくなったので、個人の先生に習ったり自宅で作ったりしています」