カレーとシークワーサーが有効 認知症を予防する6つの方法

買い物など生活にリズムを持たせる(C)日刊ゲンダイ

【カレーとシークワーサーを隔日で取る】

「カレーのクルクミンがアミロイドβの蓄積を防ぎます。また、シークワーサーのノビレチンには脳の神経変性の予防や改善の効果があることが複数の研究で明らかになっています」

【さまざまな食品を取る】

 さまざまな食品を取る人は、そうでない人より認知症機能の低下リスクが44%抑制されるとの研究結果が出ている。

「また、福岡県久山町での疫学調査では、大豆製品、乳製品、野菜、海藻類の4つの食材を多く取っていた人が認知症リスクが低いとの結果も出ています」

 現在40~50代の中年世代も、認知症対策としてやるべきことがある。2017年、英医学雑誌「ランセット」に、認知症発症リスクを高める複数のリスク因子のうち「自分次第で改善できる9つのリスク要因」が掲載され、45~65歳の中年期では高血圧、肥満、難聴が挙げられていた。早めにこれらの対策を行うことは非常に大事だ。

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