新型コロナ対策の窓開け換気 入り口を小さく出口は大きく

今夏は熱中症対策に加えコロナ対策も必要(C)共同通信社

 窓開け換気にはポイントがある。開ける2カ所の窓のうち、一方の窓を小さく開けて、もう一方を大きく開ける。

「小さい入り口の方が空気が勢いよく入り、部屋の中の空気を撹拌してくれ、外に出す勢いがつきます」(重政さん)

 2カ所の窓は極力離れた方がいい。近過ぎると、部屋全体の空気が換気されない。

 もし窓がひとつしかないなら、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けて設置し、空気を窓の外に流れていくようにする。

 また、窓を開けても風が通らない時がある。その場合は、キッチンのレンジフードを「強め」で運転する。

 重政さんによれば、よくある問い合わせとして「換気中はエアコンをつけた方がいいかどうか」というものがある。おすすめは、つけっ放し。理由は2つある。

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