心臓にトラブルを抱える患者さんは、病状によって水分や塩分を制限した食事が必要になるのです。
食事でコレステロールを制限するケースもあります。コレステロールは動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患や心臓弁膜症の要因になるため、食事でもコントロールする場合があります。
よく「病院食は淡泊で味が薄すぎるからおいしくない」といった声を聞きますが、病状に応じた制限食やそれ自体が治療につながる治療食は、投薬や手術などの直接的な治療を補うもののひとつとして、苦心の末に作られているのです。
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