人がいなければマスクは外してOK 熱中症は柔軟な自己管理で予防する

道を歩いていても、周囲に人がいなくなったら外してもいい(C)共同通信社

「マスクは何のためにするのかといと、飛沫を人にかけないため。特に大声でしゃべったり、くしゃみやせきをしたときに、飛沫を近くにいる人にかけないためにするのです。症状はなくても、コロナに感染している可能性はあるから、人に自分のコロナをうつさないためにマスクをしている。逆にいえば、周りに人がいない空間だったら、マスクをする必要はないんです。周囲2メートル以内に人がいない、換気もできている空間なら、必ずしもマスクをする必要はありません。マスクをしないと白い目で見られるといっても、周りに人がいなければ、白い目で見る人もいないわけですから」

 道を歩いていても、周囲に人がいなくなったら外してもいい。口元が蒸し暑くなってきたら、人気のいないスペースにいって、マスクを外すのも大いにアリだ。

「もちろん、マスクを外すだけが熱中症予防ではありませんから、冷たい水分を取るとか、マスクをしたままでもエアコンのきいたところに行って、冷たい風を浴びるとか、そういったことは積極的にやったほうがいいです。マスクをしたまま涼しいところで休憩するのも、立派な熱中症の予防策です」

3 / 4 ページ

関連記事