コロナウイルスは唾液腺に存在「むせる力」を鍛えて対策を

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「よく噛む」「口を動かす」などの唾液腺を刺激する行為が唾液量を増やす。

 降圧薬や睡眠薬などの薬の副作用、あるいは糖尿病などの病気やコロナの感染自体で唾液量が減少していることもあるので、口の乾きが明らかなら医師に相談を。

「就寝中は唾液の分泌が減り、口の中の自浄作用が落ちます。そのため、就寝中は特に誤嚥性肺炎を起こしやすい。寝る前の口腔ケアにはより力を入れるべきです」

 コロナとの付き合いはこれからも長くなりそう。できることをひとつずつやっていくしかない。

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