バンダービルト大学病院の医師は、「教会やヘアサロンではマスクをしたままでいられるが、飲食ではそうはいかない」、さらに「対面での飲食などどうしても人と人との距離が近くなってしまうのも要因」と述べています。
ニューヨーク市ではこれまで3カ月近くアウトドアのみでの飲食が許可されてきましたが、9月30日から25%の稼働率で屋内での営業の許可が出されます。
一方、アメリカ各州は地域により稼働の基準はまちまちで、テキサス州ナッシュビルでは稼働率50%、フロリダ州知事は現在の50%を100%に引き上げることを検討しているとのことです。
逆に前回お伝えした大学のクラスターはさらに広がり(9月10日の時点で全米で約5万人の大学生や関係者が感染)、こうした大学がある街のレストランやバーに対しては新たな規制も検討されているとのことで、混乱が予想されています。
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