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コロナ感染の危険大?西海岸の山火事でリスク増す呼吸器疾患

山火事が広がるオレゴン州フリーモント国有林(C)ロイター

 また、PM2・5を吸い込むとインフルエンザにかかるリスクが高まることも分かっています。さらに大気汚染とコロナ感染の因果関係も調査で明らかになりつつあり、今後、山火事が収まっても、冬に向けてこうした煙を吸った市民がコロナのリスクにさらされる懸念が生まれています。

 この煙は先週、米大陸の上空を横断して東海岸のニューヨークへ到達。晴れているのにかすみがかかったような天候が続きました。しかし、この煙は地上から5~6キロ離れた上空にあるため、ニューヨーカーの健康に大きな影響はないとのことです。

 ところで、こうした山火事が激増する原因が地球温暖化にあるというのは、科学者らにより定説になっていますが、温暖化を認めないトランプ大統領と共和党は今回も否定しています。環境問題が大統領選の争点として改めてクローズアップされていることも見逃せません。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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