【口が開きにくいときに行う――関節可動化訓練・筋伸展訓練】
「準備運動」として、痛みが出ない範囲で口を開けたり、閉じたりを10回繰り返す(上下の歯は接触させない)。
初めに、下顎の前歯に利き手の人さし指から薬指までの3本の指をかけ、ゆっくり口を開くように下顎を押し下げる。痛みを少し感じるまで開いた状態で10秒間維持する。
次に、利き手で下顎を押し下げると同時に、反対側の手の親指を上顎の前歯に当てて開口させ、10秒間の維持から始め、5秒ずつ持続時間を延ばしていく。この行程を3回繰り返して1セットとし、毎食後と入浴後に1セットずつ、1日4セットを行う。
【口は開けられるが、軽い痛みがあるときに行う――開口維持訓練】
できるだけ我慢して、大きく口を開けたまま10秒間維持する。次に力を抜いて10秒間休む。これを数回繰り返す。
病気を近づけない体のメンテナンス