今日何食べる?

リンゴには100種類の若返り成分ポリフェノールが含まれる

旬は秋から冬(C)日刊ゲンダイ

 リンゴのポリフェノールは皮の方が果肉の4倍多いので、皮も一緒に食べる方がいい。リンゴの皮には、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維も含まれている。これら食物繊維は、噛む回数を増やして唾液量の分泌を促進し、満腹感を得やすくする。糖質や脂質の吸収を遅らせる働きもある。

 リンゴのさらなる注目すべき健康効果といえば、カリウムによる体内の塩分を排出する作用。カリウムは、生の皮付きリンゴ100グラム当たり120ミリグラム含まれている。塩分の多い食事を取るときは、一緒にリンゴを食べるといいかもしれない。

 リンゴの保存は、1個ずつキッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れて冷暗所で。水分が失われるのを防ぎ、おいしさをキープできる。特に冷蔵庫に入れる場合、むき出しのままでは他の果物や野菜を傷めてしまうので、キッチンペーパー+ポリ袋は必須だ。

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