「毛細血管の『収縮』と『弛緩』という2つの動きは、その毛細血管が通っている組織の酸素濃度と自律神経によってコントロールされています。酸素が必要でない場合は収縮し、酸素が必要な場合は弛緩します。また、交感神経が優位なときは収縮し、副交感神経が優位なときは弛緩します。このような性質から『睡眠』『運動』『呼吸』の3つの方法を実践することで、毛細血管を回復させたり、増やしたりすることができます。どれも最新の医学研究に基づき、考え出した方法です」
■遅くとも7時に起きて0時までに就寝する
では、どんなことがポイントになるのか、紹介してもらう。
人の体では、夜、眠っている間に全身の細胞が修復されている。
毛細血管が、全身の細胞の修復と毛細血管自体の修復を一緒に行っているのだ。
病気を近づけない体のメンテナンス