進化する糖尿病治療法

食事や運動に加え「睡眠」も大事 寝不足は血糖値上昇の原因に

少しだけ早く起きて、朝に散歩を(C)west/iStock

 在宅勤務の時間が増えたり、時間差通勤が会社から推奨されるようになったり、働き方が大きく変わった人も多いでしょう。いっそのこと、睡眠を十分に取れる生活に変えてはいかがでしょうか?

■朝、10分でいいからいつもより早く起きる

 おすすめは、夜型生活から超朝型生活への切り替えです。まずは朝、10分でも20分でもいいから、いつもの時間より早く起きて、散歩やラジオ体操をするところから始めましょう。朝の太陽の光には、体内時計をリセットする効果があります。カーテンを開けて太陽の光を浴びるだけでも効果が得られますが、外に出て軽く体を動かせば、体も頭もより目覚めがよくなるはずです。

 朝の太陽の光は、幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質「セロトニン」の分泌を良くしますし、リズムよく体を動かすことで活性化されます。10分や20分早く起きられるようになれば、徐々に起床時間を早くしていきましょう。

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坂本昌也

坂本昌也

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

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