コロナ第2波に打ち勝つ最新知識

マスクはいつまで…個人的ロックダウンをどこまで緩めるか

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 マスク自体、周囲の環境、他の人が食べている料理に飛沫をかけない咳エチケットを守っていれば基本的に必要ない。

「ですから街中では、わざわざマスクをする必要はないと思います。公共交通機関や図書館などの公共施設や商業施設などに入る人は別ですが、自転車に乗っている人も咳き込んでいなければマスクは必要ありません」

 事実、感染抑制に成功している台湾では公共交通機関や公共の建物に入る以外、街中でマスクをしている人はほとんどいない。

 換気についても考え直す必要があるという。

「冬の寒い時期に戸や窓を開けっ放しにするのは現実的ではありません。大事なのはエアロゾルに含まれたウイルスが長時間漂うのを避けるため、室内の空気を滞留させず、流れをつくることです。そのためには換気扇が動いているところまで空気を流せばよいのです。サーキュレーターなどを使って室内の空気を動かす工夫をして、換気扇を回せばいいのです」

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