専門医が教える パンツの中の秘密

性行為の頻度と関係?なぜプライベートゾーンは黒くなるのか

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 ほとんどの人は日中、パンツをはいて生活をしています。夏、海水浴やプールに出かけても、海水パンツ(水着)だけは着けています。着けていなければ国内では「公然わいせつ罪」で捕まってしまいます。

 このように人の「外陰部(外性器)」は公衆浴場や性交などのとき以外は人目にさらされることなく、パンツの中で厳重に守られています。「お天道様を拝んだことがない(日光に当たったことがない)」という外陰部がほとんどでしょう。

 しかし、なぜ人の外陰部は大人になるにつれ黒ずんでくるのでしょうか。

 この現象は昔から「淫水(いんすい)焼け」とも呼ばれたりします。愛液に触れる機会が多いほど黒ずんでくるということから付けられた俗称ですが、それは間違いです。黒いほど性行為の頻度が多いというわけではなく、黒くなる濃さにも個人差があります。

 人の皮膚は紫外線や摩擦などの刺激を受けると、表皮の最下層にある基底層に存在する「メラノサイト(色素細胞)」が「メラニン色素」を作り出します。それは外部からの刺激による悪影響が皮膚の奥に及ぶのを防ぐためです。日光を浴びて日焼けするのは、このメラニン色素の色なのです。

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