コロナ第2波に打ち勝つ最新知識

キャバクラ、スナック…横に座って話すのが一番危険!

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 国立感染症研究所が感染予防が徹底されていなかった4月ごろのレストランなどで発生したクラスター分析もそれを裏付けている。カウンター席では発症者の隣にいた友人がその後のPCR検査で陽性と出たという。

「ただし、同じ隣の席でも見知らぬ人で話をしていなければPCR検査が陰性だったことがわかっています。また、カウンター越しに料理を作っていた従業員は感染せず、カウンターの外で配膳をしていた従業員は感染したそうです」

 つまり、発症者とは手に届きそうな距離にいて横でしゃべっている場合はリスクが高くなる。

 食事中、お箸の共有はNG。大皿から料理を取るのもいけない。飛沫に含まれる大量のウイルスが付着してそれが口から侵入するからだ。

 感染症は浴びるウイルス量により感染リスクが異なる。それを知るにはウイルスを吐き出す量と浴びる時間を知ることが大切だ。

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