CDC(米国疾病対策センター)も感染者は外食率が2倍高かったと報告している。新型コロナ禍での飲食はどのような点に注意しなければならないのか?
東邦大学名誉教授の東丸貴信医師が言う。
「飲食では、マスクを外しての会話による飛沫・空気感染と、料理に付着したウイルス飛沫を食べることによる感染、箸やフォーク、ナイフ、コップや湯飲みなどの共用による接触感染が主体です。従って、これからの宴会では鍋料理は注意が必要です。できたら、個別に料理が出てくるコース料理を頼みましょう。鍋料理にするときは、取り皿に小分けして出してもらいましょう。場所も騒がしい店は避け、小声で話ができるところを選ぶこと。人数も5人以内が望ましいとされています。お酒を飲みながらの食事は楽しいですが、声がついつい大きくなり、飛沫が周囲の料理にかかってしまいます。まずは食事を取ったあとで、お酒を飲むようにするのも手です」
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