病気を近づけない体のメンテナンス

足<上>健康な足は10人に1人…扁平足を治す靴の選び方

カギはヒールカップ(C)PIXTA

⑨MP関節(指の付け根)の部分でしか曲がらない構造

⑩ドロップ(かかとと爪先部分の高低差)が5~10ミリ程度

「靴選びで最も重要なのは、ヒールカップが硬く、フィットしているかどうかです。かかと回りに『ヒールカウンター』と呼ばれる芯材が入っていると、足アーチの崩れを靴が後ろから防止してくれます。かかとが倒れなければ、足アーチは崩れません。また、わざとアウトソールのデザインを左右非対称にした靴がありますが、それを一日中履くのはあまりおすすめできません」

 すでに崩れた足アーチを正常な形に治すことはできないが、放置していたら悪化する足のトラブルを改善することはできる。それは適正な靴に“適正なインソール”を挿入する。靴のかかとと甲で足をしっかり押さえて、インソールで潰れた土踏まずの部分を下から支えるのだ。

4 / 5 ページ

関連記事