コロナ禍で増える“ストレス歯痛”とは…歯科医が解説

写真はイメージ

 自宅や職場のパソコン、デスク周り、テレビ、スマートフォンなど、目につきやすい場所やツールに「食いしばらない」「歯を離す」などと記した付箋紙を貼って、それを目にした時に力を抜いて上下の歯を離すようにする。

 これを繰り返していると、上下の歯が接触すると反射的に歯が離れるようになり、食いしばりが解消されて痛みも出なくなるという。

「ただ、咬合性外傷の中には、歯周病が進行して歯を支える組織が失われ、歯がぐらつくことで特定の歯に負担がかかり痛みが出る『二次性咬合性外傷』と呼ばれるケースもあります。その場合、歯周病の治療も必要になるので、歯に痛みがある時は早い段階で歯科を受診してください」

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