【補聴器は認定補聴器店で作る】
認定補聴器店には、補聴器の調整などに対し基準以上の知識や技能を持つことを認定された補聴器技能者がいる。
「自分に合った補聴器を作るには、細かい調整が何度も必要です。それができるのが補聴器技能者。認定補聴器店で作った補聴器は、確定申告で控除の対象になります」
補聴器初心者は“目立たなさ”を重視して補聴器を選びがちだが、難聴は今後、進行する可能性がある。聴力低下に応じて調整可能かどうかを確認して選ぶべきだ。
「装着する人の生活様式に応じてモードを変えられる補聴器もあります。会議の時だけ、マスクを着けて外出する時だけ、補聴器を装着するという使い方もあります」
補聴器は老人のシンボルではない。健康で長生きするための必須道具なのだ。