抗がん剤や分子標的薬による治療を受けていて思い当たる方は、遠慮なく症状の早い時期に担当医に相談されるといいでしょう。
対策として、抗がん剤投与の加減、保湿剤などのスキンケア、時にはステロイドホルモン外用薬を用います。体調不良、あるいは病気にかかっている場合は、マニキュアなど爪の美容はあまり勧めません。診察の妨げになるためです。
皮膚も爪も体の大切な一部です。新型コロナウイルスの感染対策で、お互いにマスクを装着しながらでも構いません。皮膚でも爪でも、何か変わったことや気になる点があれば、担当医にしっかり話してください。
冬は空気が乾燥する時期です。皮膚も爪も、いたわりながら過ごしたいものです。
がんと向き合い生きていく