「よく咀嚼することで自然と唾液の分泌が増えます。唾液の中にはIgAという抗体が含まれており、免疫機能の実行をつかさどっています。IgAによって、体の中に入ろうとする細菌類がシャットアウトされるのです。よく咀嚼することで唾液の分泌が増えれば、その中に含まれるIgAも増えるので、免疫力向上につながります。歯科医の中では非常によく知られた内容です」(神奈川歯科大学の槻木恵一副学長)
ひと口30回を目安にして噛むのが理想といわれるが、新型コロナ感染対策と思って、今後はよく噛んで食べるとするか。
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